英語は３つだけ英単語・英文法・発音を使う練習を繰り返すと話せる！

英語学習者

英語が話せるようになりたいけど、いろいろあり過ぎてどれが自分に合った勉強法か分からないなれか良いアドバイスがあればお願いします。

「英語が話せるようになる方法は？」
英語が話せるようになるための勉強法

「英語が話せるようになる方法は？」

「英語が話せる」とは？　英語が話せるようになる方法を考える前に、「英語が話せる」とはどういうことなのか？　これは「英語の語彙」を「瞬時に組みたてる」ことができる能力です。

例えば「アメリカへ行ったことは、ありますか?」と聞きたいとします。　ここで、英語が話せる人は、　Have you ever been to America?　といった英文を作成し発話するのを一瞬でできます。

つまり、(1)　英語を話せないのは知識不足で語彙力がないため、英文を作れない。

または、(2)　瞬発的な英文を作る能力の不足で知識はあるが、それらを組み合わせるのに時間がかかる。

（1）英語を話せるようになるための知識を習得する。
（2）「英語が話せるようになる仕組み」を理解し、英語を話す練習をする（瞬発力強化）
この二つのことをすることで、英語は話せるようになります。

英語が話せるようになるための勉強法

英語が話せるようになる勉強法について、次の二つに分けて、お話ししていきます。

A:英語を話せるようになるための知識を習得する～３つの知識と勉強法

B: 英語を話す練習をする（瞬発力強化）～２つの勉強法

A: 英語を話せるようになるための知識を習得する～３つの知識と勉強法

まずは英語を話せるようになるための知識を習得していきます。

英語を話すために必要な知識は次の３つです。

1.英単語　2.英文法　3.発音

1.英単語の勉強法

英語を話すためには、英文のそれぞれの英単語を正しく知る必要があります。例えば先ほども使用した以下の例文を見てみましょう。

Have you ever been to America?　「アメリカへ行ったことは、ありますか?」

英語を話せる人はこの英文を瞬時にアウトプットできます、何故なら、この英文の英単語が頭にあるからこの英文ができるわけです。　自分の伝えたいことを表す際に必要な英単語が頭になければ、それを英語で表現することはできません。

では、英単語の勉強はどのようにしていけばいいのか？

それは、英単語帳を一冊に決めて、英単語の音声とその意味を繰り返し聴きます。何度も繰り返す事で、あなたの脳にこの英単語は、大切な情報と認識させて、長期記憶にインプットしてもらうのです。

簡単に言えば、記憶というのは、記憶にかけた時間ではなく、記憶しようとした回数に比例します。

例えば、50個の単語を覚えようとしたときに、1語に1分かけて全て一回で覚えようとした場合と、

1語に10秒しかかけない代わりに6周して覚えようとした場合では、どちらも時間は50分ですが、後者の6周して覚えようとした方が記憶の定着が良いわけです。

したがって、それぞれの単語に対して繰り返し学習する中で、以下の３つのことを行う、次の英単語勉強法がおすすめです。

1.単語(と発音記号があれば発音記号)を見ながら音声を聴き、”意味”を確認する。

2.意味をイメージしながら”発音”する

3.その単語を使った”好きな文を作る”

この英単語の学習法は、「英語が話せる」ようになることに対して最適化された勉強法で、意味をイメージしながら発音することで、英語で考えて日本語で考えない状態と発音の向上が期待できます。

英単語を使って実際に文章をつくることで、知識習得の段階から英語を話す練習を同時並行的に行います。

2.英文法の勉強法

英単語を覚えるだけでは、英語が話せるようにはなりません。なぜなら、英語は正しい順番に並べられることではじめて、誰が聞いても同じように理解してもらえる英文になるからです。

適切な英単語が頭の中にあっても、例えば、「You America to have been ever?」のようにただそれぞれの英単語を並べただけでは、正確に自分の話したいことを相手に伝えることはできません。

英語は、「英文法」という語順のルールに従って英単語を並べることで、初めて聞き手がその意味を理解できるようになるのです。

英文法の勉強法

1. 文法書の各事項が説明している内容を細部まで理解し、自分で簡単に説明する。

2. 理解した文法事項を使って、実際に文章を作成する。

3. 英文を、何度も口に出して言ってみる。

英文法というのはルールなので、英単語の勉強と違い理解して使える様にすることが大切です。

スポーツでも同じで、ルールをそのまま丸暗記するのではなく、ルールをしっかり理解することから始めますよネ。

また、英文法の勉強法でも、「英語が話せるようになる」ことを強く意識して学習します。

3.発音の勉強法

文法ルールを理解して適切な英単語を並べることができたら、次に習得するのが「発音」です。

英語を話して相手に伝える場合、私たちは情報を音に変換して相手に伝えますので、下記のような適切ではない音に乗せて発生してしまうといくら英単語や英文法のルールに則っていても相手はその意味を理解することができません。

「Have you ever been to America?」「ハブ.ユウ.エバー.ビーン.トウ.アメリカ？」

カタカナ英語で話しても、相手は「？？？」疑問符の塊となって、英語が話せるとは言えません。

相手が聞いて分かるようにするためには、英語話者が話しているような発音を学び、ルール沿って発音しなければなりません。

伝わる英語を話すには、2つのポイントで発音を学びます。

1. 一つ一つの英単語の適切な発音～発音記号　　2. 音の繋がり・脱落の法則

１．一つ一つの英単語の適切な発音～発音記号、まずは一つ一つの英単語の音を正しく知る必要があります。例えば「pencil」という英単語は、「ペンシル」と発音するのではなく、発音記号のように「pénsl / (米国英語)」と発音しなければなりません。

英単語の発音ができるようになるためには、「発音記号」を覚える必要があります。

2.　音の繋がり・脱落

発音記号をしっかりと覚えれば、あとは「音の繋がり・脱落」について理解すれば、英語の発音知識は大丈夫です。

音の繋がりや脱落が何かについて理解するために、次の英文を見てください。

Tell him I miss him.　（彼にに会いたいって伝えておいて。）(miss = ～がいなくて寂しく思う＝会いたい)

これを一つ一つ発音すると、テル　ヒム　アイ　ミス　ヒム　となります。しかし、実際には

Tellim I missim．　（テリマァイミィスム）のように聞こえます。

これは、tell と him、him と I、miss と him が繋がって、かつhimの h の音が脱落して、このように聞こえるようになっています。

ネイティブが英語を話した時に、簡単な英語なのにも関わらず全然聞き取れないことがあるのはこのためです。

英語が話せるようになれることを考えた時に、彼らの普段の英語に近い発声を行う方が、あなたの話す英語をより理解してくれます。よって、コミュニケーションをスムーズにするために「音の繋がり・脱落」を学びましょう。英語の音の繋がりや脱落には一定のルールが存在するので、それを学習したあとは練習するのみです。

つまり　「英単語」「英文法」「発音」

この3つが、英語が話せるようになるために必要な知識であり、これらを上手に組み合わせることができれば、英語を話せる様になれます。

あとは英語を話す練習をする（瞬発力強化）だけです。見ていきましょう。

B:英語を話す練習をする（瞬発力強化）～２つの勉強法

英語がはなせるようになるための知識を習得したら、

3つの知識（英単語・英文法・発音）使ってとにかく話すトレーニングをすることが重要。

先ほどの3つの要素を習得しても、「知識を使って話すトレーニング」をしないと英語は話せません。

会話は全て瞬発的で、瞬間的に単語、文法、発音の３つの知識を組み合わせなければなりません。

それができるようになるために大量のアウトプットを行うトレーニングが必要。

何分間も時間をじっくりかけて文章を作り、話せても、「英語を話せる」とは言えません。

「英語がなかなか話せるようにならない」という多くの人は、トレーニングが不足しています。大量の知識を得ても、練習をしなければただの知識で終わってしまいます。

「大量の英語をアウトプットして、話せるようになれる学習法」は次の２つです。

1.つぶやき英会話

2.オンライン英会話

３つの知識を習得した状態でこれら二つを継続的に実施すれば、半年～1年でおおよそ自分の言いたいことは瞬発的に言える状態になるはずです。

１．話せるようになるための勉強法つぶやき英会話

「英語が話せる状態」をつくるためには「瞬発的に知識を組み合わせるトレーニング」が必要だという話をしました。

一人である情景をイメージしながら、英単語、英文法、発音の知識を使って英文を作り、口に出すという練習をたくさんする。

私はこれを「つぶやき英語」と称し、「車を運転する時」、「通学中の電車の中」、「お風呂に入っているとき」など…、一人の時はこれを行ってきました。そしてその効果は抜群です。

ネイティブが目の前にいると「英単語・英文法・発音」を意識して、それを使えるようになるための練習を繰り返し行うことはできませんよネ。

目の前に誰もいないので、苦手な発音や正しく話せない英語表現があれば、何度でもぶつぶつ繰り返せます。　自分の好きなトピックを選んで話すことができるのもメリットです。

「英語で独り言をしろと言われてもできない」方もいるかもしれません。

そんなときは、5W1Hを意識した作文法をお勧めします。

つぶやき勉強法①：5W1Hとは、　「なにを（What）、いつ（When）、どこで（Where）、だれが（Who）、なぜ（Why）、どのように（How）」

例えば、「今日やるべきこと」を設定して、5W1Hを意識して話せるようになるための練習をしましょう。

まずは、何を（What）するのか？たくさんやることがあれば、I have a lot to do.（やることがたくさんある。）

次に、（When）いつそれをやる？　Today, I have a lot to do.　（今日はやることがたくさんある。）

最初はゆっくりと考えて文章をつくり、それを瞬間的に言うことを意識して何度も繰り返すことで、知識を組み合わせて自動的に「英語が話せる」状態をつくり上げていきます。

つぶやき勉強法①：「独り言では自分の英語のミスに気づけないのでは？」　

自分の英語が間違っていても誰も教えてくれないので、心配になる方もいるかもしれません。しかし、英文法学習を終えた後であれば、英文法の観点で間違えに気づくことができます。

また、適切な英単語の選択は、実際の会話や英語を学ぶこと(映画や音楽、資格試験など）で最適な語彙の選択ができる感覚が身につきますので、初めから完ぺきを目指す必要はありません。

普段の独り言の英語が完璧でなくても、最低限文法的に正しい英文を自分一人で作ることは絶対に可能です。その独り言の英文を、少しずつ英語に沢山触れる中で研ぎ澄ませていけば、自分の話せる能力もどんどんレベルアップしていきます。

２．話せるようになるための勉強法　オンライン英会話

「つぶやき英会話」の問題点は、独り言は会話力を鍛える上でとても効果的ですが、相手の発言に反応して瞬時にアウトプットできません。

このような問題点に対処するために効果的なのがオンライン英会話です。

オンライン英会話の使い方

オンライン英会話の効果的にするために、自分で主導権を握って会話をすることが必要です。

そのためには「事前にトピックを用意して、話の内容をイメージしておく」ことが重要です。

相手に任せると、ずっと相手が話す時間が多くなります。これでは、いつまでたっても話せるようにはなれません。

なので、毎回自分が苦手な分野や、話したい内容を用意し、「つぶやき英会話」で練習をした状態でオンライン英会話を受講すると効果的です。

また、「つぶやき英会話」で、わからなかった事を正しい英語では、何なのかアドバイスしてもらえます。

英語が話せるようになれる方法をわかりやすく説明

「英語が話せるようになる方法は？」