どうすれば中学の英文法もわからない英語超初心者が英語をスラスラと話せるようになれるか、英語研究歴３０年の私が具体的な手順を初公開します。
突然、外国人に話しかけられて、頭が「真っ白に」なって固まってしまい。「Yes,yes」とニコニコするだけで、「何も話せなかった」事ってありますよね？
私も20歳代の時、英会話学校の入学面接で、テキサスなまりのアメリカ人講師に床の色を訊かれて、”Blue”としか話せませんでした。(´；ω；`)ｳｩｩ
また学校の英語の授業中に先生が眠そうにしてる時に限って、突然名指しで、日本語の英文訳の問題を振ってきたりして、「出川イングリッシュ」で答えてしまい、クラスの失笑を買ってしまったり。
英語で質問されてすぐに英語で答える事ってなかなか難しいですよねぇ？
ここでは、やり方は簡単だけど続けるのは難しい、しかし続ければ必ず英語が話せるようになれる英語上達法を説明します。
「英語で聴いて話すトレーニングをする」
基本的には英会話はスポーツと同じですから、英語で話せる様になるには、話すトレーニングをしなければなりません。
例えば卓球で素振りを体が覚えるまで練習しますよね、それと同じで英語を英語を話す時に使う筋肉「英語筋」が覚えるまで繰り返しトレーニングします。
話すトレーニングをする上で重要な事は、出来るだけあなたの毎日の生活に近い表現を使って「英語で聴いて話すトレーニングをする」という事です。
やり方はとても簡単で、正しい英語の音声を繰り返し聴いて、見本の音声と同じ様に英語で話すトレーニングを繰り返しするというものです。
はじめは収録された英語の音声どおりには話せません。しかし何度も英語で話す練習をすると、英語を話す時に使う筋肉（英語筋）が鍛えられて滑らかに英語が話せる様になれます。
ただし英語で話す練習をする時に気を付ける事は、正しい発音で練習しないといけないことです。
この発音練習については、YouTubeなどに発音練習に役にたつ無料動画がありますので、ここで後ほど紹介します。
また英語で聴いて話すトレーニングなので、ライティングやリーディングが疎かになりますので、文のライティングに関しては、英語のスペルがわからない英単語については、テキストを見てスペルを覚えて、英語で書けるように練習をしましょう。
具体的には、どう学習すればいいのかを説明します。
以前「英語が話せるようになれる方法をわかりやすく説明」の「B:英語を話す練習をする（瞬発力強化）～２つの勉強法」で「１．話せるようになるための勉強法つぶやき英会話」が英語が話せる様になるのに効果的だと書きましたが。
しかし初心者の方には独り言の英文を作ることが難しいので、何かベースになる良い教材がないか探しました。
そこで私たちの普段の生活で使われている英語表現がたくさん書いてある、アルクの起きてから寝るまで英語表現1000が、これから学習される英会話初心者にはすぐ使える英語表現で構成されていますのでおススメです。
しかし、アルクの起きてから寝るまで英語表現1000は、値段が安すぎて本棚に眠ってしまわないか心配です。 50万円の英語コーチングだったら途中で止めたりしないでしょうけど。( ´艸｀)
起きてから寝るまで英語表現1000起きてから寝るまで英語表現1000【CD-ROM・音声DL付(日英両語収録)】は、より私達の日常生活に近い表現の書籍ですので、収録されている例文を覚えたら英語で話したくなります。サンプル音声👉👉
英会話の勉強を何からはじめたら良いかわからない方は、アルク起きてから寝るまで英語表現1000を使って「英語で聴いて話すトレーニング」をしましょう。
「英語で聴いて話すトレーニング」は４つのSTEP
この「英語で聴いて話すトレーニング」の練習の流れ、私のおすすめは、次の通りです。
- Step1. 意味理解 英語を聴いて意味が理解できるようにする。
- Step2. 聴いて話す 意味が理解できるようになったら、英語の音声を出来る限り正しく真似して話す練習をする。
- Step3. 瞬間応答 英語の真似が上手くできる様になったら、日本語を聴いてすぐに英語で話す練習をします。
- Step4. 英借文＊ ①覚えた英語表現を使って、あなたの実際の会話に当てはめた英文を作って英語で話す。 オンライン英会話の講師や英語の先生などにあなたが作った英語表現が正しいかチェックしてもらうとベスト。 ②英単語入れ替え英作文。 ③パラフレーズ（表現の言い換え）
＊英借文とは、正しい英文を借りて自分なりの英文を作る事です。
Step1.の英語の意味理解で英語リスニングのコツは？
英語を日本語に訳さずに語順の通り理解していく、
例えば「Cat」は「ねこ」と訳さなくても英語のままで理解できますよね。この訳さずに理解できるようになるまで繰り返し英語を聴くトレーニングをするのです。
英語リスニングのコツは、英単語ひとつずつ聴くのではなく、意味のかたまりごとに理解することです(Chunk listening)。しかし、英単語ひとつずつの発音を知ることは大切です。
例文：【I met my friend】【 at Shibuya station】【on the way to work.】、（私は友達に会いました、渋谷駅で、通勤の途中に）このように意味のかたまりで理解をします。
英単語、ボキャブラリー増強法、６つの手順！
英単語の知識がなければ、英語の聞き取りはできません!！英単語暗記の６つの手順を紹介しますネ。
音声付きの単語学習書籍を使って繰り返し「聴いて話すトレーニング」をして下さい。１）～３）が基本です。１）と２）は必ず行って下さい。
１）和訳文をみて英単語の意味理解をする。
２）発音記号と音声で正しい発音を覚える。英語の発音練習をしながら、英単語のイメージを覚える。
３）英会話でよく使う基礎単語は、例文も覚える。（出来れば、自身の事に関連した英作文をして覚えると良い）
４）時間があれば、英語の画像検索をして、英単語の核の意味を理解して記憶をさらに深くする。
５）関連英単語暗記、難しい単語などを覚えるときに、類語辞典等で調べる。 例:describe(説明する、記述する）類語 : explain (説明する）
英単語の語源図鑑 見るだけで語彙が増える [ 清水建二 ]より 例 attraction：at(接頭辞：～の方へ) + tract(語根：引く) + ion(接尾辞：名詞を作る)⇒引きつける⇒魅了する⇒引力・魅力・アトラクション
contract: con(ともに) + tract(引く)⇒引き寄せ合う⇒契約する、収縮する⇒ contraction
extract： ex(外に) + tract(引く)⇒外に引く⇒引き出す、引用する、抽出する⇒ extraction
distract： dis(離れて) + tract(引く)⇒引き離す⇒紛らわす、気を晴らす⇒ distraction
abstract: ab(離れて) + tract(引く)⇒引き離す⇒引き抜く、抽象する⇒ abstraction
protract: pro(前に) + tract(引く)⇒前へ引き伸ばす⇒長引かせる、延ばす⇒ protraction
Step2. 聴いて話す
日本語を発するときの最少単位は、「拍」と呼ばれるものです。音楽で１拍、２拍といわれる「拍」のことですね。日本語は基本的に１文字が１拍として発音されます。 英語は「音節」というものを最小単位として発音します。
【音節】(シラブル / syllable）
英語には「音節」と呼ばれる音の区切りがあります。
シラブルは以下のいずれかの音の組み合わせでできています。
母音（a、e、i、o、u、y） ①子音＋母音／②母音＋子音／③子音＋母音＋子音
日本語は、ほぼ①番の組み合わせです。
母音（a,i,u,e,o,y) syllable音節syl・la・ble ３音節 発音記号/síləbl(米国英語)/この場合ｙは、母音です。
日本語は、「ん」以外のひらがなカタカナの一つ一つが１音節です。ス(su)プ(pu)リン(rin)グ(gu)
例えば、「春」を意味する“spring”を日本語式に、スプリング（春）、”su・pu・riｎ・gu” の４音節で発音したら英語として理解されません。
「春」を意味する“spring”はアルファベットの数は多いですが、母音が “i” の１つしかなく、１音節の単語 /spríŋ/（子音＋母音＋子音）で、英語のネイティブスピーカーはひとかたまりの音として一気に発音し、理解します。
August(８月）は２音節の単語です。 音節au・gust 発音記号 /ɔːgˈʌst/ 2音節 辞書には、・で音節を示してあります。
「英語は速くて聞き取れない」と言われますが、この音節が少ない点からすると、英語は速いのではなく、日本語に比べて音節が少ないから音が「短い」のです。
英語の音節を理解して、カタカナ英語にならない様にしましょう。
英語の【音声変化】
英語は書いてある通りに話さない、音声の変化が多い言葉です。
英語の主な5つの音声変化、連結、同化、変形（ら行化）、脱落、弱形。
音声変化1：連結（リンキング、リエゾン）（Linking）例文：I’ll be back in a moment.（アイゥビバァキナモゥメン）（単語どうしがつながって発音される）
音声変化2：同化（Assimilation）Would you like some more?(ゥヂュライㇰサㇺモア）（隣り合う音が違う音に変化する）
音声変化3：変形（ら行化）／（フラッピング）（Flapping）I stayed at his house. （アイステイラァｔィズハウス）（ｔやｄがラの様な音で発音される）
音声変化4：脱落（リダクション）(イリュージョン）（Elision）
① What time is it?（ウァタィㇺイズィt) What’s up? （ワッアッ）ｔやｐなどの破裂音が発音されない。
②Take care.（テイッケア）/teik/＋ /kéɚ/ /kéə/ 子音＋子音で前にある子音が脱落する。
③子音と子音の間にある /t/ /k/ /d/ が脱落する。ntの連続でｔが脱落する。 plenty(プレニー）アメリカ英語 desktop（デスットォㇷ゚）kが脱落する。
音声変化5：弱形（Weak forms）She was waiting for you for two hours.青の文字は弱く発音され、黒い文字は、長めにはっきり発音されます。（彼女はあなたを２時間待っていました）
音声の強弱を意識する。
a/the/for/などの冠詞、前置詞、人称代名詞、助動詞、接続詞、これら「機能語」は弱く発音され、動詞、名詞、形容詞、など意味を持つ品詞は、「内容語」＝【相手に伝えたい言葉】と呼ばれ強めに発音されます。
He came to the party with Mary at eight. （彼は８時にメアリーと一緒にパーティーに来ました）
ここでは青い文字を強く発音します。 この強弱を意識して話すだけで、かなり英語らしく話せます。
英会話を独学したい初心者におすすめの英語学習教材！ こちらの記事でも英語の音声変化について説明しています。
最初は英語を上手く話せませんが、何回も繰り返し練習すると、話せる様になれます。また自分自身の声を録音して、収録されている音声と比較するのもおすすめです。
英語で話す時は、できる限り正しい発音で話します。英語初心者の方が音読練習する時は、正しい発音でしないと悪い自己流の発音が身に付きます。 ですから、私は初心者の方に音読練習は、おすすめしません。 音読練習する時は、音声付きの教材で練習しましょう。
そこで、YouTubeなどに発音が学べる動画がいろいろありますので、発音練習に利用してください。 参考にいくつか紹介しますネ。
発音のトレーニング
超わかりやすいLとRの発音の仕方！《サマー先生の英語発音講座#6》
RとLの聞き分けクイズ！何問正解できるかな？【リスニングトレーニング＋無料Mp3】《サマー先生の英会話講座#68》
｢ダークL｣と｢ライトL｣区別できますか？Lの発音方法《サマー先生の英会話講座#67》
｢リトル｣だと通じないんです😥｢little｣の発音方法《サマー先生の英会話講座#62》
VとBの発音は全く違う！重要発音を解説《サマー先生の英語講座#32》
｢Th」の発音の完全版！ちょっとしたコツでマスターできます！《サマー先生の英語発音講座#22》
こちらは、レイチェルさんのアメリカ英語の「ア」の発音についての動画です。
American English – AH [ɑ] Vowel – How to make the AH Vowel
アメリカ英語の発音をマスターする。 Master The Sounds of American English – YouTube
起きてから寝るまで英語表現1000の英語の音声を繰り返し聴いて、「話すトレーニング」を繰り返しすると、かなり英語を話す能力が身につきます。
忙しくて練習する時間がない人は、スマホなどに音声を収録して朝の着替中、その他出勤の準備中また夜寝る前の２０分などのスキマ時間に「英語で聴いて話すトレーニング」をして下さい。朝の３０分、一ヶ月で１５時間練習したことになります。
特に寝る前の学習は、記憶の定着が良いそうです。
ちょっとしたスキマ時間も活用して頑張りましょう。
大切なことは、毎日練習を繰り返し英語のトレーニングをすることです。繰り返し英語の練習をし、習慣化するのが学習を継続するのに効果的です。
Step3. 瞬間応答
英語の真似が上手くできる様になったら、日本語を聴いてすぐに英語で話す練習をします。
「起きてから寝るまで英語表現1000」の音声は、日本語の後に英語の音声が流れてきますので、日本語を聞いたらスグに英語で話す練習をします。
英会話初心者が「英語で聴いて話すトレーニングをする」メリットは？
メリット１．繰り返し英語の音声をまねて話すことで、「英語筋」（英語を話す時に必要な筋肉）が鍛えられて滑らかにカッコよく英語を話せる様になれます。
ネイティブ並みに英語を話せれば、あなたの評価も爆上がりですネ。
繰り返し英語で話すトレーニングをすると、英語を日本語に訳さなくても聴こえた順に理解できる様になり、「英語脳」ができます。
この「英語脳」ができると、英文を頭から理解でき、戻り訳（英語を訳すときに、日本語の語順で戻って訳すこと）をしないで、英文を読む速度も速くなりTOEIC等の英語脳力テストのスコアアップも可能です。
メリット２．「聴いて話すトレーニング」は他の外国語でも応用できる方法です。
実際私はタイ語をこのやり方で、片言ですが6ヶ月で話せる様になれました。残念ながら読み書きの練習は、しなかったのでできません。(´；ω；`)ｳｯ…
メリット３.「英語を聴いて話すトレーニング」は英語を書いて覚えるよりも圧倒的に速く英語表現を覚える事ができます。
参考までに、人間が話しやすい、聞き取りやすいと言われるスピードとして、「NHK式７つのルール」で１分間に３００文字が目安とされています。
日本語ワープロ検定試験の準一級で１０分で６００文字で１分で６０文字ですから、話す方が５倍速く情報処理ができます。
メリット４．正しい発音が身につきます。初心者に英語の音読が良いと勧める人がいますが、正しい発音ができない初心者さんが、間違った発音で英語を繰り返し話す練習をすれば、間違った発音が身に付きます。 音声付きの音読教材で音読練習をしましょう。
「英語を聴いて話すトレーニング」をして、正しい発音を身に付けてから英語の音読を始める事をおすすめします。
メリット５. 「英語を話すトレーニング」をすると、英語のリスニング力が向上する。
話せない言葉は、聞き取れない。
例えば「ウァデューウォナドゥリン？」と聞こえたとします（カタカナ英語なので発音は少し違いますが..）意味は解りますでしょうか？ （答えは下です）
つまり聞けるようになるためには、実は「正しい英語の音声を聞いて真似すること」がいちばん効果的なトレーニング法です。
まず、真似をするために集中して聞くことで、音の特徴をしっかりつかむことができます。 また、その特徴を真似して話すことで、しっかりと音の特徴が定着します。
自分で正しく言えるようになった英語は聞き取れるようにもなります。
答え:(What do you wanna (want to) drink? (何が飲みたいですか？）
メリット６ 英語が話せる様になれれば、英語が必要な仕事に就職できる。 英語が必要な主な仕事
「英語で聴いて話すトレーニング」のデメリットは？
デメリット１．話す相手がない。
「英語で聴いて話すトレーニング」などの「独り言英会話」では、話す相手がないので、覚えた英語を状況に応じて変化させる練習ができません。スポーツで言えば、英会話の実践試合が話すトレーニングだけでは出来ないということです。
やはり、オンライン英会話やFacebookの英会話サロンなど、英会話の実践試合ができるところは必要ですね。
デメリット２．独学は継続が難しい。
英語学習を続ける事は大変です。英語で話せる自信が少しついたら、Facebookなどの英会話のサロンやオンライン英会話を始めましょう。
TOEICや英検などの英語能力テストで高得点をとることを目標に学習するのもモチベーションを維持するのに良い方法です。
デメリット３．ライティングやリーディングが疎かになる。
先にも書きましたが、英語で聴いて話すトレーニングなので、ライティングやリーディングが疎かになりますので、文のライティングに関しては、英語のスペルがわからない英単語については、テキストを見てスペルを覚えて、英語で書けるように練習をしましょう。
デメリット４．文法がおろそかになる。
英借文をする時に英文法の知識が必要になりますので、英文法の学習もしましょう。
おすすめの英語を使うための英文法の書籍。
James M. Vardama著 毎日の英文法 頭の中に「英語のパターン」をつくる。（●無料音声ダウンロードつきのトレーニングブックです）
毎日の英文法 頭の中に「英語のパターン」をつくる [ ジェームズ・M．ヴァーダマン ]やる事が明確で毎日繰り返し「英会話のトレーニング」をする事で、「英語のパターン」が自然と口からでてくるようになれます。 英語が読めても、声に出す練習をしなければ、絶対に英語が話せるようにはなりません。日本人の英語学習者に絶対的に足りないもの。 それはアウトプットのトレーニングです。無駄な英文は1文もありません。ネイティブがリアルに使うフレーズのみ使用してありますのでおすすめです。
James M. Vardama著 毎日の英文法 頭の中に「英語のパターン」をつくる。
デメリット５．「聴いて話すトレーニング」だけでは、英語の応用ができない。そこで英借文をしましょう。
Step4. 英借文
そこで、Step4.の英借文の関連ですが、覚えた英語表現でパラフレーズ（英語の言い換え）の練習をしましょう。
①パラフレーズ（英語の言い換え）
例文: Hello! How are you? (paraphrase) How’s it going? (paraphrase) What’s up?（こんにちは、元気ですか？）
この様に英語の言い換えが３つできました。
I am an English teacher. / I teach English. （私は英語の先生です）
I would like to make a reservation at this hotel. /言い換え/ I want to book a room at this hotel. （このホテルで予約をしたいのですが）
また新しい英単語を覚えた時は、英語類語辞典で似た単語も一緒に覚えると英語表現が増えるのでおススメです。
②日本語からの言い換え。「猫の手も借りたい」とは（猫の手も借りたいとは、非常に忙しいため、誰でもいいから手伝いが欲しいことのたとえ）I’m so busy I’ll take any help I can get.
私の仕事は英語の教師です。 XMy job is an English teacher. /言い換え/(私は英語を教えている）O I teach English. ３語の英語表現の方がわかりやすい。
③単語入れ替え英作文（パターンプラクティス）
単語入れ替え英作文をして、覚えた表現を応用できるようにします。
パターンプラクティスは、基本英語文型（パターン）を使い主語、動詞、目的語、等を変化させて英語の用法を身につけ、瞬間的に使えるようにするための練習方法です。
身に付けたい文法表現が入った例文を少しずつ変化させながら、繰り返しトレーニングします。
例文:(give~a ride to~ ) I give my child a ride to the school.（学校まで子どもを車で送る）
例文: （駅まで夫を車で送る）I give my husband a ride to the station.
例文: (drive~to~) I drive my daughter to the airport.（空港まで娘を車で送る）
まとめ
英会話はスポーツと同じで、「英語で聴いて話すトレーニングをする」ことで英語が反射的に話せるようになれます。
「英語で聴いて話すトレーニング」は４つのSTEP
Step1.英語の意味理解 英語リスニングのコツは英語の単語や文をかたまりでとらえることです。
しかし、英単語の知識が無ければ英語の意味を理解できません。
英単語やボキャブラリーの増強法６つの手順！
１）和訳文をみて英単語の意味理解をする。
２）発音記号と音声で正しい発音を覚える。
３）英会話でよく使う基礎単語は、例文も覚える。
４）時間があれば、英語の画像検索
５）関連英単語暗記、類語辞典等で調べる。
６）英単語の接頭辞、語根、接尾辞の意味を理解。
Step2. 聴いて話す 英語の【発音】【音節】【音声変化】【音声のリズムや強弱】 を理解して意識して聴いて話す。
Step3 瞬間応答 日本語を聞いて訳さず反射的に英語で話す。
Step4. 英借文
①パラフレーズ（英語の言い換え）
②日本語からの言い換え。（日本語の意味を簡単な英語で表現する）
③単語入れ替え英作文（パターンプラクティス）
「英語で聴いて話すトレーニングをする」メリット
- 【英語筋】と【英語脳】が鍛えられ日本語から訳さずに英語でスラスラと話せるようになれる。
- 「聴いて話すトレーニング」は他の外国語でも応用できる
- 書いて覚えるよりも圧倒的に速く英語表現を覚える事ができる。
- 正しい発音が身につきます。
- 話せない言葉は、聞き取れないので、「英語を話すトレーニング」をすると英語が話せるようになり、英語のリスニング力が向上する。
- 英語が話せる様になれれば、英語が必要な仕事に就職できる。
「英語で聴いて話すトレーニング」のデメリットは？
- 英会話の練習で話す相手がない。 オンライン英会話や英会話サロンの利用。 スポーツで言えば、試合相手がいないと同じことです。英語を話す練習をして、話せるようになったら、実際に英会話をしましょう。
- 独学は継続が難しい。 英語能力試験やオンライン英会話の利用。楽しく学習できる環境をつくる。
- ライティングやリーディングが疎かになる。 英語のライティングを意識した英語の音読。英語のスペルと英語の音声の関係を意識しながら音読する。
- 文法がおろそかになる。 音声付きの文法教材で例文と文法知識をインプットする。
- 「聴いて話すトレーニング」だけでは、英語の応用ができない。そこで英借文をしましょう。パラフレーズ、パターンプラクティス、言い換え練習。
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英会話は、スポーツと同じです。 野球、ゴルフ、卓球など素振りの練習を繰り返しして、体が反射的に動ける様にしますよね。
英会話の場合は、英語で話すトレーニングを繰り返しすることで、日本語から訳さずに考えていることを英語で反射的に話せるようなれます。
想像してみてください、あなたが好きな話題を外国の方とストレスなく話していることを。あなたが英語を通じて観れる世界は、確実に広がります。
人は何歳になっても学習するのに遅すぎることはありませんが、やはり早ければ早いほど、より多くの可能性があります。
英語学習は、目的ではありません、大切なことは英語を通じて何をするかです。英語は、あなたがやりたい事を実現するための手段です。
まず簡単な一歩から踏み出してみてはいかがでしょうか。
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